古谷英之ブログ

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 入試問題全体を一読した後,まず自問すべきこととは,何でしょうか?

 「大問5題の中で,本問は何番目に解くべきだろうか? その理由は何だろうか?」

 それぞれの問題について,所用時間の概算値を見積もることが,時間切れを未然防止するための第一手だと思います。

 前回(2025年3月4日(火))の続きです。

 立式のプロセスまで振り返った生徒さんには,どのように問うべきでしょうか?

 「連立方程式を立式する際に3個の文字が必要になった場合,どのように対処しますか? そのための方法をまとめるには,どのように過去問を演習すればよいのでしょうか?」

 中学数学の学習事項に帰着させる力を鍛える絶好のチャンスだと思います。

 前回(2025年2月4日(火))の続きです。

 検算まで取り組めた生徒さんには,どのように問うべきでしょうか?

 「連立方程式を立式する際,何通りの方法がありますか? 今回採用しなかった方法で本問を解き直して,違いを簡潔に述べなさい」

 入試当日,より間違いにくい式を立てる力を鍛える絶好のチャンスだと思います。

 前回(2025年1月1日(水))の続きです。

 適切な解法で本問が解けた生徒さんには,どのように問うべきでしょうか?

 「求めたx,yの値が正しいかを,連立方程式の2つの式に代入して確かめる場合,どのように工夫すべきでしょうか?」

 入試当日,より速く確かめるための検算力を鍛える絶好のチャンスだと思います。

 前回(2024年12月8日(日))の続きです。

 適切な解法で本問が解けた生徒さんには,どのように問うべきでしょうか?

 「答案全体を振り返ったとき,計算を工夫できる箇所があれば,どのように工夫できるか,具体的に述べなさい」

 入試当日,より速く解くための計算力を鍛える絶好のチャンスだと思います。

 前回(2024年11月2日(土))の続きです。

 連立方程式の2つの解法の共通点,相違点が正確に述べられた生徒さんには,どのように問うべきでしょうか?

 「その2つの解法のうち,本問に適しているのはどちらですか? その理由は何ですか?」

 今回は,入試当日にあれこれと迷わないようにするための決断力を鍛える絶好のチャンスだと思います。

 前回(2024年10月7日(月))の続きです。

 連立方程式の解法が正確に述べられた生徒さんには,どのように問うべきでしょうか?

 「教科書に記載されている連立方程式の2つの解法の共通点,相違点は何ですか?」

 ○○法というキーワードの意味を正確に把握できているか? 共通点と相違点を問えばハッキリすると思います。

 前回(2024年9月1日(日))の続きです。

 教科書に記載されていないタイプの連立方程式が必要であることを見抜いた生徒さんには,どのように問うべきでしょうか?

 「教科書に記載されている連立方程式の解法は何ですか?」

 求められている既習事項が全て正確に述べられるか? 次のヒントを出す前に確認すべきでしょう。

 前回(2024年8月5日(月))の続きです。

 文字が2種類指定されているから連立方程式を立てればよいと返答できた生徒さんには,どのように問うべきでしょうか?

 「どのような連立方程式ですか?」
 
 連立方程式というキーワードを具体的に説明できるか,ここがポイントだと思います。

 前回(2024年7月6日(土))の続きです。

 (i)(ii)の設問を一読した後,まず自問すべきことは何でしょうか?

 「どのような方程式を使わせようとしているのか?」

 ターゲットとなる方程式が正確に把握できて,初めて解き方を吟味する段階に進めるはずです。

 前回(2024年6月9日(日))の続きです。

 「年間計画は,どのように策定しましたか?」
 「これです!」
 「見やすく表にまとめられましたね。では,この計画表で,特に重要視しているのはどのようなことですか?」
 「合格最低点まで,残り何か月で何点取らなくてはならないのか,一覧にしたことです!」

 自分で作成した計画表を見せながら,合格最低点を奪取するための流れを具体的に答えられる生徒さんなら,塾の講座漬けの受験生を追い抜いて逆転合格するチャンスがあるように思います。

 前回(2024年5月6日(月))の続きです。

 「合格者を多く出している塾の講座を1つでも多く受講する方が,より確実に合格点を取れるようになるはずだ!」

 そのように主張する受験生には,自身は次のように反論します。

 「出題者は,あなたのような他力本願の受験生を落とすための問題作成を最優先しているのではないでしょうか?」

 自身が出題者なら,様々な塾の入試直前対策講座の授業内容まで綿密に調査した上で,入試問題印刷締切日前日まで,問題の差し替えを慎重に行いたいと常々思います。

 前回(2024年4月14日(日))の続きです。

 出題者の意図により正確に迫るには,過去問をどのように検証すべきでしょうか?

 最も単純な方法ですが,まずは,校訓を熟読することでしょう。

 「表を作成することで解ける問題を通して,将来,リーダーシップを発揮できる生徒を採ろうとしているのでは?」

 ここまで到達できた生徒さんなら,合格までの第一歩を確実に踏み出していると思います。

 表を作成すれば解けると予想可能な本問が出題された意図とは何でしょうか?

 「表を作成することは,高校数学の学習に必要だから」

 この程度の底の浅い返答をするような受験生を,出題者がどのように排除しようとしているのかを徹底的に研究すべきでしょう。
 本問が解けても,次年度以降の出題で足元をすくわれるリスクが極めて高いと思います。

 前回(2024年2月12日(月))の続きです。

 「本問で必要となる1次関数の式に於いて,傾きと切片がどのような役割を担っているか,説明しなさい」

 来年度以降,放物線と直線の関係がテーマとなる問題が出題された場合,何に重点を置いて学習すべきでしょうか? 本問を通じて,出題者は受験生に明確なメッセージを送っているように思えます。

 前回(2024年1月3日(水))の続きです。

 「(3)を解くためには,(2)をどのように活用すべきでしょうか?」

 問題全体を俯瞰できる受験生を合格させようとする意図を感じます。
 (3)が得点できれば他の受験生に大きな差がつけられるでしょう。

 前回(2023年12月3日(日))の続きです。

 「問題となっている三角形の対応する角同士の大きさが等しいことを示すには,どのようにすべきでしょうか?」

 自身が受験生の指導をする場合,次の2つの方針がサッと立てられるかどうかを問います。
 
 1 同位角に注目する。
 2 錯角に注目する。

 どちらの方針が適切かを選択した後,以下にどれだけスムーズに返答できるかを問います。

 1 どの直線とどの直線が平行ですか?
 2 それらが平行であることを示すには,(1)前半で求めた座標をどのように活用すべきですか?

 前回(2023年11月6日(月))の続きです。

 「問題となっている三角形の辺の長さの比を求めるには,どのように計算すべきでしょうか?」

 自身が受験生の指導をする場合,次の2つの方針がサッと立てられるかどうかを問います。
 
 1 計算によって求めた辺の長さを用いて,辺の長さの比を求める。
 2 計算によって求めた辺の長さを用いずに,辺の長さの比を求める。

 2の方針による場合,求めたい辺の長さの比をどこに移すかを見たいものです。
 
 「写せば楽に移せます(笑)」
 
 こうした返答ができる生徒さんなら,下書きで得られた結果を解答用紙に写すことは極めて容易でしょう。

 前回(2023年10月4日(水))の続きです。

 「(1)後半の証明問題を解くためには,三角形の相似条件のうち,どれを用いるべきでしょうか?」

 自身が受験生を指導する場合,3つある相似条件を1つずつ検証するよう助言します。
 それぞれの解法の長短を比較した生徒さんには,来年度の合格がグッと近づくはずです。

 前回(2023年9月9日(土))の続きです。

 正確に答えられた生徒さんには,以下を問います。

 「原点を頂点とし,y軸を軸とする2つの放物線が相似であることを示しなさい」

 前回の考察を一般化することができれば,鬼に金棒でしょう。
 特に,比例定数が負の場合をどれだけ綺麗に処理できるかがポイントでしょう。

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